評価レポート

Ko-ken Z-EAL 3725Z

Ko-ken(山下工業研究所)/定番プロ向け

5点評価

編集部総評

ネプロスに並ぶ高い完成度を感じる、編集者愛用のラチェットである。軽い空転を最大の持ち味とし、ギアを乗り越える感触も良好である。

旧型の36ギアと比べ、可動するクローによる回転方向の遊びはやや気になる。一方、ソケットのはめあいと空転フィールを含めた長所が大きく、メインとして使いたい一本である。

最も評価が高いのは「空転トルク」(100 %)。一方「重量」は60 %でグループ内では相対的に控えめです。

総合評価スコア 3.9

評価項目の詳細

空転トルク

5.0

実測値

空転トルク
1.55 cN・m(3回平均)

評価

3回測定の平均空転トルクは1.55 cN・m。編集部が使用した中でも軽く、ギアを乗り越える際の感触も良好である。

アクセス性

4.0

実測値

ヘッド幅
28mm
ヘッド厚み
14.3mm
スクエア込み全高
24.9mm
全長
177mm

評価

3/8のコンパクトヘッドとして標準的な小ささであり、アクセス性は良好である。

操作性

3.6

実測値

持ちやすさ
重心バランス
切り替えレバー
ソケット脱着
ギアフィール
バックラッシュ
剛性感
グリップの滑りにくさ

評価

持ちやすさ・重心バランス・切り替えレバー操作性・ソケット脱着・ギアフィール・バックラッシュ・剛性感・グリップの滑りにくさの8項目を重み付き平均(バックラッシュ30 %を中心とする配点)した総合スコアである。内訳は「操作性詳細」レーダーで確認できる。

ソケットはめあい

4.5

評価

ソケットのはめあいのガタは極めて少ない。一方、ボールスプリングが弱く外れやすいとの声があるため、その点を減点している。

重量

3.0

実測値

実測重量
236g

評価

グリップ側に重さを感じる。重心がもう少しヘッド寄りであれば、さらに扱いやすいと感じた。

仕上げ質感

3.8

評価

Ko-kenらしい落ち着いた仕上がりである。特に切り替えレバー周辺の粗い梨地を磨いたような質感が好ましい。

価格

4.2

評価

評価時の5,000 円未満という価格帯に対して、軽い空転とはめあいの良さに満足している。価格評価は評価時点の所感であり、現在のAmazon価格とは区別する。

メモ・解説

採点には含まれない補足情報・編集部メモである。

おすすめ用途・注意点

DIYからプロ用途まで長く使いたいと感じる一本である。抜けにくいグリップ機構を採用する一方、グリップの交換が難しい点は注意したい。

測定・評価記録

2026年9月28日、ふじによる入稿。総合評価の個別7項目と操作性詳細8項目の評点を登録し、既存の公式ルールで総合点を再計算した。バックラッシュ角度・ソケットのガタ量・正確な実売価格は未記録である。

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