評価レポート

KTC BR390

KTC/編集部実測・評価済み

5点評価

編集部総評

90ギアによる細かな作動と、確かなクリック感のある切り替えレバーが長所である。ギアフィールは滑らかで、ソケットの脱着も扱いやすい。

一方、ヘッドの横幅と本体の重さは近年の小型機と比較すると気になる点である。ソケット装着時のガタや金属グリップの滑りやすさも残り、入稿時の価格を踏まえると、コストパフォーマンスを高く評価しにくい。

最も評価が高いのは「空転トルク」(70 %)。一方「価格」は36 %でグループ内では相対的に控えめです。

総合評価スコア 2.9

評価項目の詳細

空転トルク

3.5

実測値

空転トルク
3.23cN・m

評価

空転トルクは3回の実測平均で約3.23 cN・mである。使用感は標準よりやや重めで、軽快さは控えめだが、強い抵抗感はない。

アクセス性

2.0

実測値

ヘッド幅
33mm
ヘッド厚み
14mm
スクエア込み全高
25.5mm
全長
180mm

評価

実測のヘッド幅は33 mm、スクエアを除く厚みは14 mmである。薄さは良好だが、近年の小型機と比べて横幅が大きく、狭所での取り回しに制約がある。

操作性

3.2

実測値

持ちやすさ
重心バランス
切り替えレバー
ソケット脱着
ギアフィール
バックラッシュ
剛性感
グリップの滑りにくさ

評価

持ちやすさ・重心バランス・切り替えレバー操作性・ソケット脱着・ギアフィール・バックラッシュ・剛性感・グリップの滑りにくさの8項目を重み付き平均(バックラッシュ30 %を中心とする配点)した総合スコアである。内訳は「操作性詳細」レーダーで確認できる。

ソケットはめあい

2.0

評価

ソケット装着時のガタはやや多めである。一方、使用したKo-ken Z-EALのソケットにも装着でき、対応の幅は広い印象である。

重量

2.5

実測値

実測重量
270.5g

評価

実測270.5 gであり、ヘッド寄りの重心も相まって、使用時には重さを感じやすい。

仕上げ質感

3.0

評価

工業製品として標準的な仕上げである。手に触れる部分に気になる引っ掛かりはなく、丁寧な作りを感じる。

価格

1.8

評価

入稿時の記録価格は5,835 円である。ヘッドの大きさやアクセス性を考慮すると、価格に対する満足度は高くない。

メモ・解説

採点には含まれない補足情報・編集部メモである。

おすすめ用途・注意点

車や機械の一般整備で、細かな作動と操作感の明確なレバーを重視する人に向く。横幅の狭い場所や、軽さを最優先する作業では、より小型・軽量の機種と比較して選びたい。補修部品BR390-Kで整備できる点も、長く使ううえでの特徴である。

測定・評価記録

2026年10月5日、ぎぼしによる測定。空転トルクは3回の実測平均、重心位置はヘッドからの距離である。総合評価の個別7項目と操作性詳細8項目を登録している。バックラッシュ角度とソケットのガタ量は未記録である。

価格の記録

入稿時の記録価格は5,835 円である。購入・確認時点が未記録のため、現在の販売価格を示すものではない。

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