GEAR RANK 編集部
Weraの絶縁ラチェットドライバーセット「VDE GO RA 1」―腰で片手交換できるホルスター付き
電気設備のネジ締めに使う、手動の絶縁ラチェットドライバー。長い交換ブレード4本と、ベルトに付けるホルスターをまとめたセットです。
本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。/ メーカー公表情報に基づく新製品ニュース。実機レビューではありません。

「VDE GO RA 1」は、電気設備のネジ締めに使う、手動の絶縁ラチェットドライバーセットです。ハンドルの内蔵ラチェットにより、先端をネジに掛けたまま手首を戻して、繰り返し回せます。
Weraが2026年9月17日に発表したVDE GOは、絶縁ラチェットハンドルに専用の長い交換ブレードと腰用ホルスターを組み合わせた新システム。今回の新要素は、ホルスターからハンドルを取り出し、必要なブレードを片手で装着できることです。
絶縁ラチェットドライバー
握り直しを減らして、ネジを回す。
セットのハンドルは「837 i RA」。内蔵ラチェットは40歯、送り角9°で、ネジを回すたびに工具を握り直す手間を減らす仕組みです。右回し・左回しに切り替えられ、固定位置も選べます。
837 i RAハンドルは以前からある製品です。今回発表されたVDE GOは、このハンドルと交換ブレードを腰にまとめ、取り出しと交換をしやすくするホルスター付きのシステムです。
片手で取り出す
道具を探す時間まで、短く。
ポイントは、ベルトに取り付けるホルスターの形です。必要なブレードを選び、ハンドルへ差し込む動作を片手で行えるとメーカーは説明しています。移動の多い作業で、工具を腰にまとめておける仕組みです。
ハンドルと4本のブレードは、伸縮性のあるループで保持。単なる収納袋ではなく、取り出しと差し替えまで考えた構成になっています。


ブレードと接続
先端は4種類。接続はWera VDE専用。
RA 1に付くブレードは、PH 2、PZ 2、PZ/S #1、マイナス0.6×3.5mmの4本。いずれも長さ157mmです。PZ/Sは、マイナスとPozidrivを組み合わせたPlusMinusネジ用の先端です。
PHやPZはネジに触れる先端形状の区別。一方、ハンドル側の接続はWera VDE専用の9mm六角で、一般的な6.35mm六角ビットを差す形式ではありません。ブレードには絶縁被覆を備え、先端形状・接続寸法・絶縁の仕様は分けて確認する必要があります。

国内情報
日本の発売日は、続報待ち。
確認した公式資料では、日本での発売日・販売価格は確認できませんでした。国内で発売済みとはせず、取り扱いの続報を待ちたい新製品です。
メーカーはIEC 60900に基づく絶縁工具の個別試験を案内しています。本記事では絶縁性能の実測や通電状態での作業検証は行っていません。
仕様と、この記事の調べ方
- セット品番
- 05006620001 / VDE GO RA 1
- ハンドル
- 837 i RA / 40歯・送り角9°(メーカー公称)
- ブレード先端
- PH 2 / PZ 2 / PZ/S #1 / マイナス0.6×3.5mm
- ブレード長さ
- 4本とも157mm
- ハンドルへの接続
- Wera VDE専用・9mm六角
- ホルスター
- 9594 / 05136423001
- 日本発売・価格
- 未確認
執筆・構成:カボ。2026年10月25日にメーカーの製品ページと発表資料を確認。仕様はメーカー公称値で、編集部の測定値ではありません。掲載写真は当該新製品の公式プレス配布資料から。全体写真は表示用に縮小・WebP化。細部写真は元写真の一部を切り出して拡大と明記し、機構を描き足す加工はしていません。接続の比較図はメーカー公称値に基づく編集部作成の模式図です。
